モグニャンのデメリット解説

【要注意】モグニャンは腎臓病のシニア猫にはNG!それでも予防に最適と言われる4つの理由

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【要注意】モグニャンは腎臓病のシニア猫にはNG!それでも予防に最適と言われる4つの理由

愛猫が年を取ってくると、そろそろキャットフードも健康に気を遣ったものに変えてあげたいと思う飼い主さんは多いのではないでしょうか?

というのも、猫は7歳になる頃からシニア期に入り、この年代から徐々に腎機能が衰えてくるため、猫の死因第2位の『腎不全』の発症率も同時に高まります。

そこで、シニア期に入った愛猫へ与えるキャットフードを、添加物などを一切含まないグレインフリーの『モグニャン』への切り替えを考えていることでしょう。

しかし、ここで注意してほしいのは、モグニャンはすでに腎臓病になったシニア猫には不向きなキャットフードだということです。

猫ちゃんの腎臓に配慮されたキャットフードには、大きく分けて以下の2種類があります。

  • 腎臓病に配慮した総合栄養食:目的は腎臓病の予防
  • 腎臓病の療法食:目的は腎臓病の治療

モグニャンは腎臓病を患った猫ちゃんの「療法食」としては作られていないので、腎不全の猫ちゃんへは基本的に与えるべきではありません。

ただし、腎臓病が心配されるシニア猫への「予防食」としては、他のキャットフードと比べても非常に優秀な点が多いんです。

これがどういうことなのか、こちらで詳しく紹介していきます。

腎臓病とは?どうしてモグニャンが『腎不全のシニア猫』にはNGなの?

腎臓病とは?どうしてモグニャンが『腎不全のシニア猫』にはNGなの?

腎臓病とは、血液中の老廃物をろ過して体外へはき出す役割をもつ腎臓の「ネフロン」と呼ばれる組織が加齢とともに徐々に破壊され、正常に働く部分が20%くらいまで減少すると発症する病気です。

シニア猫がかかりやすいのは「慢性腎臓病」であり、老廃物を体外へはき出すための腎機能が衰えることによって尿が薄くなったり、老廃物の出す毒素が体中にまわる「尿毒症」になって最終的には死に至ります。

特に、下記のような兆候が見られるシニア猫は、腎臓病になっている可能性があるため注意が必要です。

  • 水を飲む量が急に増えた
  • トイレの頻度やおしっこの量が増えた
  • 身体が痩せてきた/体温が低くなってきた
  • 食欲がなくなった/嘔吐を繰り返す
  • 口臭がきつくなった/歯茎が白くなってきた

慢性腎臓病を発症する明確な原因は未だ分かっていませんが、2016年10月にScientific Reportsオンライン版で発表された東大 宮崎徹教授らの研究によると、腎臓病の原因は「尿細管の掃除&復旧の役割を果たすAIM(血中たんぱく質)の機能の低下」であると結論付けられています。

管理人
でも、その「AIM(血中たんぱく質)」の機能がなぜ低下するかということは語られていないので、腎不全のはっきりした原因が分かっていないことに変わりありませんね・・・

猫が一度腎臓病を発症すると治ることはないので、治療は症状の進行を遅らせるための対症療法が中心となります。

例えば、動物病院で行う不足した栄養を補うためのホルモン注入や投薬、また腎臓に負担をかけないための食事療法(療法食)といった治療内容ですね。

さて、ここで本題なのですが、モグニャンはどうして腎臓病になったシニア猫に与えるべきではないのでしょうか?

結論から言うと、「腎臓病に対する療法食」と「モグニャン」には、その成分比率に大きな違いがあるからなんです。

腎臓病に対する療法食で重視される成分の特徴とは?

一般的に、腎臓病に対する療法食では下記の点を重視して成分が調整されます。

➀ミネラル成分の1つである「リン」の量が制限されている

マグネシウムやカルシウムと並んで猫にとって重要な栄養素であるミネラル成分の「リン」ですが、腎機能が低下してくると余分なリンを体外へ捨てる機能が衰えてきます。これにより、体内に溜まった過剰なリンが慢性腎臓病を悪化させる原因となります。
ロイヤルカナン社によると、腎臓病を患った猫へリンを制限した食事を与えた場合、リンを制限しなかった猫よりも3倍長生きしたというデータを発表しています。腎臓病が発症している・していないに関わらず、7歳を過ぎたシニア猫に対してはリンの量を抑えた食事が推奨されています。

②症状の進行具合によって「たんぱく質」の量が制限される

たんぱく質は猫の主要なエネルギー源ですが、腎臓病を患った猫はたんぱく質を摂取した際に生産される「尿素(アンモニア)」と呼ばれる老廃物を処理しきれなくなり、重篤な症状を引き起こす原因となります。
ただし、猫はもともと肉食であり、たんぱく質によって体の機能を維持しているため、腎臓病の進行段階に関わらず、たんぱく質を制限しすぎることはありません。一般的に、腎臓病に配慮されたキャットフードはたんぱく質量が30%以内に制限されています。

③塩分に含まれる「ナトリウム」の量が制限されている

塩分(ナトリウム)を摂取すると、喉が渇いて水分補給を促します。その際、摂取した水分やナトリウムは腎臓でろ過され、体液(血液など)として送り出す量を調整してくれますが、腎臓病を患ったシニア猫にとってはこの作業が負担となると考えられています。
ただし、フランス・ナント大学の「猫の塩分摂取」についての研究によると、ナトリウムの摂りすぎが何らかの病気を引き起こしたり、進行させるといった明確な証拠は得られなかったとのこと。ロイヤルカナンの公式サイトでも、初期~中期の腎臓病に対しては、特にナトリウムを制限する必要はないと発表しています。

④健康な腎臓のはたらきをサポートする栄養素が増強されている

そのほか、腎臓病への療法食には健康な腎臓のはたらきをサポートするための栄養素が増強されていることがあります。例えば、血液の流れをスムーズにしたり、血圧を下げて腎臓への負担を軽減する働きのある『オメガ3脂肪酸』や『オメガ6脂肪酸』(EPAやDHAとも呼ばれる)。また、老齢期に入ると吸収率が格段に落ちてしまうことで不足しがちな必須アミノ酸の『タウリン』などが挙げられます。
管理人
猫の腎臓病に対する療法食にはこのようなポイントがあったんですね!

ただ、腎臓病と診断された猫ちゃんへ与えるフードは自己判断で決めず、必ず獣医師へ相談して適切なフードを決めてあげてくださいね。

療法食とモグニャンの成分を比較すると・・・

さて、ここまで紹介したとおり、腎臓病への療法食として重要視される成分は以下のとおりであることをお伝えしました。

  • リン
  • たんぱく質
  • 塩分(ナトリウム)
  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
  • タウリン

しかし、実際に腎臓病の療法食に含まれる成分と、モグニャンに含まれる成分との間にはどれほどの差があるのでしょうか?

下記では、腎臓病の療法食として良いとされている5社のキャットフードとモグニャンを比較してみました。

製品/成分 リン 粗たんぱく質 ナトリウム オメガ3脂肪酸 タウリン
モグニャン 0.53% 30% 0.30% 2.08%
(オメガ6脂肪酸=2.95%)
 0.10%
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット k/d 非公開 25%以上 非公開
(通常より約45%減量)
非公開
(通常より約1.6倍増量)
非公開
フォルツァ10 リナールアクティブ(急性腎不全・慢性腎不全) 0.49% 27.4%以上 0.15% 1.09%
(オメガ6脂肪酸=3.4%)
1000mg/kg
アニモンダ インテグラプロテクト ニーレン(腎臓ケア) 0.45% 26% 0.35% 250mg
ドクターズケア 猫用キドニーケア 0.36% 24.2% 0.30% 0.44%
(EPA+DHA)
 0.26%
ロイヤルカナン 腎臓サポート スペシャルドライ  0.45 g/400kca 26.4g/400kca 0.41 g/400kca 417mg/400kca
(EPA+DHA)
0.24 g/400kca

上記を見て分かるのは、モグニャンは腎臓病の療法食と比べてたんぱく質量がやや多めであるという点です。

腎臓病予防にはたんぱく質量を30%以内に抑えることが推奨されており、モグニャンはこの推奨値を満たしているのですが、腎臓病をすでに患っている猫にとっては処理しきれなくなる心配があるんです。

管理人
これが、モグニャンを腎臓病になった猫に与えるべきではないとされる理由なんですね。

ただし、そのほかの成分値を見ていただくと、モグニャンは療法食の成分とあまり変わらないことが分かりますね。

むしろ、オメガ3脂肪酸などに関しては他の療法食よりも大幅に多く含まれています。

実は、これがモグニャンが腎臓病の予防食として優秀なキャットフードと言われる所以なんです。

「療法食」と「予防食」はここが違う!まだ腎臓病になっていないシニア猫に最適なキャットフードとは?

慢性腎臓病は10歳以上のシニア猫の30~40%近くが発症していると言われていますが、それでも腎臓がまだ健康に機能している猫もたくさんいます。

腎臓病になってもいない猫に対して栄養バランスに偏りのある療法食を与えては、必要な栄養が補給されずに健康を損ねてしまう原因になるため絶対にやめるべきでしょう。

では、腎臓病を予防するためにどんなキャットフードを選べばいいのかと言うと、それは「必要な栄養を供給しながらも、腎臓への負担を最小限にとどめた食事」です。

具体的には、以下のポイントを満たしたキャットフードを選んであげることが重要なんです。

  • 腎臓に負担がかかるリン・ナトリウムが控えめ
  • たんぱく質量がシニア猫にとって過剰でない(30%以内)
  • シニア猫の体に配慮した成分(オメガ脂肪酸やタウリン)が豊富
  • 体の中で老廃物となる原材料・添加物などが含まれていない

そして実は、モグニャンは上記で挙げた「腎臓病の予防食」としての全てのポイントを押さえた、シニア猫にとってとても優しいキャットフードなんです。

シニア猫への配慮がたくさん!モグニャンが腎臓に優しいと言われる4つの理由

シニア猫への配慮がたくさん!モグニャンが腎臓に良いと言われる4つの理由

リン・ナトリウムの含有率が控えめだから腎臓に負担をかけにくい

モグニャンと尿路結石に関する記事でも紹介していますが、モグニャンは他のキャットフードと比べてミネラル成分であるリンの量がかなり控えめです。

これは腎機能が衰えはじめるシニア期の猫ちゃんにとっては嬉しい配慮です。

管理人
また、余談ですが、モグニャンはリンが抑えられている一方で、マグネシウム含有量は他のフードよりもやや多め。

シニア猫は尿が酸性に傾くことで尿中のシュウ酸がカルシウムと結合して尿石を作る「シュウ酸カルシウム結石」を発症しやすい特徴があります。

マグネシウムは尿をアルカリ性に傾ける効果があるので、若い猫にとっては注意が必要な点もありますが、モグニャンのマグネシウム量は尿が酸性に傾きやすいシニア猫には非常に相性がいいんです。

そのほか、モグニャンに含まれるナトリウム(0.3%)はキャットフードの標準ナトリウム値「0.2%~0.5%」をクリアしています。

このように、モグニャンの抑えられたリン・ナトリウム値はシニア猫の腎臓への負担を最小限に抑えるように作られています。

消化・吸収性の高い良質な動物性たんぱく質を推奨範囲内(30%以内)で供給

モグニャンに含まれるたんぱく質量(30%)は腎臓病予防で推奨される推奨範囲をクリアしています。

愛猫の健康を願う飼い主さんが増えるなか、グレインフリーフードが注目を集めていますが、穀物を使わないことから高たんぱくになりやすい欠点があります。

そのため、どのグレインフリーフードでもたんぱく質量は32%~37%以上のものが多いのですが、モグニャンのようにたんぱく質量をスマートに抑えられたグレインフリーフードはほとんどありません

オメガ3脂肪酸が突出して高く、シニア猫に不足しがちなタウリンが豊富

先ほどの療法食との成分比較でもお見せしましたが、モグニャンのオメガ3脂肪酸は療法食に負けないくらい豊富に含まれています

オメガ3脂肪酸は血液の流れをスムーズにしたり、腎不全への効能も期待できるとして注目されている成分なので、これを豊富に含んだオイルを個別に腎不全の猫ちゃんへ与えている飼い主さんも多くいます。

また、タウリンは動物性たんぱく質からしか得ることのできない猫の必須アミノ酸ですが、モグニャンのタウリン量は療法食と比べても引けを取りません

というのも、タウリンはもともと魚介類に多く含まれているので、モグニャンの原材料である白身魚(63%)によってタウリンをしっかり摂取することができるんです。

タウリンは目や心臓の健康をサポートしてくれる成分として重要な栄養素なので、モグニャンの豊富なタウリンは吸収率の衰えてくるシニア猫にとっては嬉しいメリットです。

猫の健康を損なう原材料や人工添加物を一切使用していない

モグニャンの成分表に関する記事で紹介していますが、原材料に動物性油脂や○○ミールと書かれたフード(4D材料)や、猫の健康を害する恐れのある添加物を含んだフードは要注意。

特に、下記の添加物は猫の腎臓へ負担となる心配があります

  • エトキシキン(酸化防止剤):毒性が強く、アレルギー性皮膚炎や目の炎症、肝臓・腎臓・生殖器の障害や発がん性の可能性がある
  • グリシリジンアンモニエート(甘味料):肝臓や腎臓に異常を引き起こす可能性がある
  • 塩(嗜好性向上のために添加):過剰摂取による心臓・腎臓への負担、脱水症状、高血圧などのリスクがある
  • 赤色40号(着色料):腎臓にある「糸球体」と呼ばれる部分の細胞に異常を起こす可能性がある

モグニャンには4D材料や人工添加物が一切含まれておらず、100%無添加のグレインフリーフードなので、免疫力の低下してくるシニア猫に対しても安心して与えられます。

管理人
4D材料や人工添加物に関しては、ペットフード安全法の基準内であれば問題ないとか、危険だから含まない方がいいといった議論が動物医療業界で未だ繰り返されています。

ただ、飼い主としてはこれらの原材料や添加物を含んでいない方が安心できることには変わりありませんね。

モグニャンは腎臓病への療法食にはならないけど、予防食としてなら最適

こちらでは、モグニャンが腎臓病への「療法食」にはならない一方で、予防食としては嬉しい特徴をたくさん持っていることをお伝えしました。

猫は7歳になるころから腎機能が衰えてくる傾向にあるので、飼い主さんは普段から十分に愛猫の健康状態をチェックしてあげることが大切です。

腎臓病と診断された場合は、自分でキャットフードを決めるのではなく、必ず獣医さんに相談を仰いで愛猫へぴったりのフードを選んであげてくださいね。

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基本的に名前を出した獣医師執筆/監修の書籍・文献しか参考にしません。猫は家族です。都合のいいことしか伝えない情報源やステマには断固反対です(多すぎる...)。猫にとって本当にためになる正しい情報だけを厳選して、愛猫の健康を願う飼い主さんたちへ発信していければと思います。

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